2021年06月15日 11:47

JICA横浜(独立行政法人国際協力機構 横浜センター)は、国内外で活躍する複数のアーティスト・クリエイターが参画し、国際協力がテーマのアートワークを取り入れる新たなコンセプトのもと、展示や施設空間をリニューアルした。
JICA横浜は、日本人の海外移住の歴史および移住者と日系人の現在を伝える海外移住資料館を擁し、国際協力事業や地域連携事業、移住者・日系人支援事業、SDGsへの取り組みなど、さまざまな事業を手掛けている。今回のリニューアルには、日系ブラジル人の現代美術アーティスト、青年海外協力隊出身のアーティストなど、JICA横浜が実施する事業と関わりの深い複数のアーティストをはじめ、イラストレーターや建築家など、複数のクリエイターが参画。日系ブラジル人アーティストによる海外移住の歴史をテーマとした作品、青年海外協力隊出身のアーティストがつくる参加型の作品、大陸と海をイメージした空間でのパネル展示など、国際協力や日系社会について、「楽しみながら知る」、「寛ぎながら見る」をテーマとした、ユニークな展示やアートワークを体験できる。
また、横浜港を一望できる3階のレストラン「ポートテラスカフェ」も、日系ブラジル人アーティストによる作品やテラスソファ席を新たに配し、心地の良い空間で食事や喫茶を楽しめる空間へと生まれ変わった。
住所は神奈川県横浜市中区新港2-3-1。開館時間は10時~18時。