2021年06月08日 09:12

サイボウズおよび船井総合研究所は、DX人財を育成する研修プログラム、3カ月集中デジタル人財育成研修「デジタル右腕」を共同開発し、7月より開始する。

サイボウズは、ローコード・ノーコード開発ができる「kintone(キントーン)」を通して、多くの企業の業務改善を支援してきた。しかし、ITツールを活用して効果を出すためには、ツールの活用方法だけではなく、自社の経営課題を発見し、自社に適合したITツールの効果的な活用を考える力が必要となるが、このようなノウハウを体系的に学習できる機会が少ない。

一方船井総合研究所は、業種業界別の課題に応じた即効性の高いコンサルティングスタイルが高い評価を得ている。昨今では中小企業のDX推進に力を入れていた。その中で、ITツール導入において高い成果を出すためには、企業の中で主導権を握り、DX推進を実行できる専任者を設置することが必要であると認識した。しかしながら、DX推進が可能なリーダー格の人財不足は多くの企業が抱えている。

今回、両社の強みを合わせることで、経営課題発見のための手法、経営課題に対する解決策としてのツール導入プロセスの設計方法、具体的なITツールの使い方や活用に必要となる一連のスキルを体系的に学習できると考え、共同開発を実施。同研修プログラムでは、3カ月間にわたり3つのカテゴリにおいての講座とワークショップを行う。受講者は、各カテゴリにおいて学んだ内容を自社の課題に当てはめ、システムの活用に落とし込んだ最終課題を発表する。

研修受講料は30万円(税別)。期間は3カ月。

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