2021年06月07日 13:13

パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda(デューダ)」は、22~59歳のビジネスパーソン5003人を対象に「転職したい会社」を調査し、「doda転職人気企業ランキング2021」としてまとめた。

2021年の転職人気企業ランキングでは、前年に引き続き「トヨタ自動車」が首位を獲得。新型コロナウイルス感染症の影響で世界的な自動車の販売不振が続く中、先ごろ2020年のグループ販売台数世界一を達成し、いち早く復活の兆しを見せた同社は、2位以下を大きく引き離した。さらに、ランキング上位には、グローバル企業や各業界を代表する日本の大手企業が数多くランクインしており、「ソニー」(3位)は順位こそ前年と同じだったものの、ポイントは1954から2460へと大幅にアップしている。

新型コロナウイルス感染症の影響で人々の消費行動が変わり、企業によって業績の明暗が分かれる中、ランキング結果にも変化が表れた。巣ごもり需要からゲーム「あつまれ どうぶつの森」などの販売好調が続き、3月期連結決算では12年ぶりに過去最高益を更新した「任天堂」(7位)は、前年15位から8つ順位を上げてトップ10入りした。

新型コロナウイルス感染症は、私たちの生活環境を大きく変え、働くことの意味や価値観をあらためて考えるきっかけにもなった。2021年のアンケート調査では、「新型コロナウイルスの感染拡大を機に、転職したい(働いてみたい)企業を選ぶ理由は変化しましたか?」という質問に対し、全体では31.1%が「変化した」と答えている。

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