2021年06月03日 17:48

巣鴨地蔵通り商店街にグランドオープンするガモールマルシェを舞台に、大正大学の学生が、人型ロボット「Pepper」を人気店員に育てるプロジェクトが進行中。

本件では、大正大学の位置する巣鴨一帯をキャンパス(すがもオールキャンパス構想)と捉え、巣鴨の街を活性化するプロジェクトの一環として実施される。「Robo Blocks」を利用し、参加学生13名が120種類(動作・会話・移動・ディスプレイ表示等)もの多種多様なPepperの動作ブロックを使い、マルシェの人気店員へと育成。その後、データ集計・分析、来客のニーズの可視化による仮説検証等を行うまでを、ゴールとして予定している。

これにより、学生のプログラミング的思考と、マーケティングスキルの向上を図ることが出来る。また学内学習を超え、実社会において自発的に問題提起し、緻密な調査と考察を繰り返す=PDCAサイクルを試行錯誤しながら回す学びの実践に。学生の未来に向けた自己シナリオの創出へと繋がる、新しい学びの形となりえる。授業の枠に囚われない、新鮮で斬新な学生のアイディアとAIロボットのコラボという深い学びは、学生が企業のビジネスパートナーとなる時代の先駆けとなり得る。

なおこちらのプロジェクトは、昨年10月21日に、大正大学とソフトバンクがスマートユニバーシティの実現を目指して締結した連携協定の一環として実施される。