2021年06月02日 16:41

企業主導型保育園「ラフールキッズ保育園(仙台市)」を運営するラフールは、冷凍幼児食をはじめ、食と健康に関する事業を展開する株式会社「食のおくすり」と協業。体験型の食育プログラムを導入した。

体験型の食育プログラムでは、子どもの興味や可能性に注目した調理体験を実施。卵・バター・牛乳不使用のシンプルな食事パン作りに挑戦し、パン生地をこねたり、伸ばしたりしながら手先の運動機能にもアプローチする。

また、食の歳時記や行事イベントや、旬を感じるお楽しみ給食のレシピ開発も行う。端午の節句・七夕・お正月など、食の歳時記や行事イベントを意識したメニューを提供。食事の盛り付けでも行事を表現する事で、さらにイベント内容を子どもたちにインプットする。加えて、宮城県や仙台市の特産物のほか、地元で収穫された旬の食材をふんだんに取り入れた地産地消メニューを提供。野菜や果物の型抜きやカットの手伝いなど、低年齢児でも簡単な作業を取り入れる。

今後は簡単な作業で楽しく食に関わるプログラムのほか、野菜など様々な食材に触れ合うプログラムや、土栽培だけでなく、短期間で目に見える変化が期待できる再生栽培(スプラウト類)も実施。収穫したものを昼食メニューのあしらいとして添えるといった、栽培のプログラムの提供を予定している。子どもがワクワクするようなコンテンツを盛り込みながら、保育園側でも無理なく継続的に実施できる食育プログラムの開発・提供を行う。