2021年06月01日 18:52

日本デザインでは、新入社員が主軸となって毎朝のニュースを読み解く「新聞を読む会」、通称「新聞会」が、4月1日より約2カ月間、毎日開催されている。
「新聞会」では、社員が自ら朝の業務外の時間を使って集まり、新聞を読んでいる。毎朝の時事ニュースから一つを選び、社会で起きている問題やそこから読み取れるニーズについて分析を行う。またお互いの意見を交わし、ディスカッションをすることで、問題解決力や発想力、ディスカッション力、提案力、ニーズ分析力などを鍛えることを目的としている。
特徴は、全社員からのコメント制度。新聞をGoogleドキュメントのテキストに起こし、全社員に向けて毎朝発信することで、時間のとれない・合わない社員からも知識の提供や問題の提起が行え、より多角的にニュースを読み解くことが可能。また、新聞会が行われる夕方までの時間は準備時間とし、別サイトでわかりやすいデータを探すなど、個々人がニュースをより深く読み込むための情報を付け足すこととなっている。
現在、新聞会のメンバーが増え、2カ月間のスキルアップを受けて、会の内容のさらなるブラッシュアップが進行中。活動の中で新聞会の有用性が認められ、5月には会社が購読費を負担し、就業時間内の開催を認可する「業務化」も達成した。今後の活動としては、Youtubeを使った社外向けコンテンツとしての発信、社内へのライブ配信、さらなる知識のインプット、リテラシーの向上を兼ねた勉強会などが挙げられている。