2021年06月01日 12:39
NEWVERYは、「多摩トキワソウ団地」を6月1日にグランドオープンする。
これまで同社では、マンガ家・マンガ家志望者向けにシェアハウスを14棟設置し、主に都心ターミナル駅から25キロ圏内に配置していた。しかしながら現在、新型コロナウイルス感染拡大により、マンガ制作業務がリモート中心に大きくシフトし、交通アクセス環境の重要性が低下している。他方で、地方に居住する場合のように他のマンガ家志望者の少ない環境では、対面交流を通じた刺激やインプットの少なさが、能力形成の足かせになっているとの認識が深まっていた。そこで同社では、多数の居住者が集まることでコミュニケーションをより一層充実化でき、プロとしての成長を加速可能な環境にある同物件へ既存施設の移転・集約を図る。
「多摩トキワソウ団地」は、一流のプロクリエイターを目指すマンガ家・マンガ家志望者を対象に、29室を設けた団地型のシェアハウス。マンガ家・マンガ家志望者に限定した住まいとしては、日本最大規模となる。同社が手がける企業向けのマンガ制作事業「Graphium Studios」の業務をハウス居住者に委託し、クリエイティブ制作活動を行うほか、マンガ家向けの研修教育活動を展開していくなど、職・住・学が一体となったトキワ荘プロジェクト最大の育成拠点として位置付ける。
賃料は3万8000円～4万2000円、管理費は月額1万2000円、敷金は3万円、入居金は5万円。エリアは、東京都日野市多摩平3-1-8（りえんと多摩平内）。
