2021年05月31日 18:10

集英社は、5月30日開催「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2020-21」にて、 一度限りで「スラムダンク奨学金 SPECIAL MOVIE」を公開した。
「SPECIAL MOVIE」は、日本生命 B.LEAGUE FINALS 2020-21 の5月30日内にて、たった1度だけCMを放送。また、同日の朝日新聞全国版朝刊にも「スラムダンク奨学金」広告を掲載した。
「スラムダンク奨学金」は、「SLAM DUNK」の作者である井上雄彦さんの「この作品をここまで愛してくれた読者とバスケットボールというスポーツに、何かの形で恩返しがしたい」という志から始まった。高校を卒業後、大学あるいはプロを目指しアメリカで競技を続ける意志と能力を持ちながら、経済的その他の理由でその夢を果たせない若い選手を支援することでその目的を果たそうと設立。奨学金の原資は、「SLAM DUNK」の印税の一部と、アイティープランニング、集英社の拠出金で成り立っている。
2006年に創設した「スラムダンク奨学金」は、2019年までに15名を選出し、卒業生のうち7名が国内男子プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE(Bリーグ)」 で活躍している。しかしながら、2020年以降は新型コロナウイルス感染症の影響で本制度も実施見送りとなり、世界を見据えた未来ある高校生の夢の後押しが難しい現状だ。
「スラムダンク奨学金」は、どのような状況であっても高校生に夢を見続けてもらいたい、それを支える存在でありたいという志から、今回のSPECIAL MOVIEの公開を決めた。