2021年05月26日 16:33

富士工業(FUJIOH)は、レンジフードを活用した住宅の効果的な換気方法を紹介する「換気の喚起」Webサイトにて、掃除後の効果的な換気のシミュレーションを公開した。

同社では、多くの人が自宅で過ごす時間が増えている中、レンジフードを活用した効果的な換気方法を同社Webサイト「換気の喚起」にて公開してきた。そしてこの度、部屋の掃除をする際に舞い上がるほこりに着目し、掃除後の効果的な換気方法についてシミュレーションを行った。

掃除機をかける際、家具や敷物を動かすことで室内にはほこりが舞いあがる。実際に、一般家庭で掃除機をかける際のほこりを可視化すると、掃除によりほこりの粒子が室内に舞い上がることがわかった。そこで、室内に浮遊したほこりの、換気による屋外への排出量について、解析ソフトを使ったシミュレーションを実施。その結果、換気開始から10分後のほこりの排出率は、「窓開け」のみでは約5%であるのに対し、「窓開け+レンジフード」では約70%となり、約14倍の差があることがわかった。

このシミュレーションにより、「窓開け」による換気よりも「窓開け+レンジフード」による換気の方が、ほこりの排出において効果的であることが明らかに。今後もFUJIOHは、空気環境改善のプロとして、「空気を変え、環境を変え、明日を豊かに変えていく」を目指すビジョンに掲げ、日々新たな環境づくりに挑戦していく。