2021年05月26日 12:53

誠文堂新光社は、6月7日、「モンブランの発想と組み立て」を発売する。

街のケーキ屋さんにある定番のお菓子「モンブラン」。本書はその歴史から、作り方、アレンジまでを徹底解剖したプロのための製菓技法書だ。パティスリー、ベイクショップなど、日本の洋菓子市場は細分化が進み、本場さながらのオーセンティックな店舗が多数見られるようになった。一方で、長く日本の生活に慣れ親しんだ味も改めて注目されるようになり、喫茶店や街中華はその代表格。お菓子とて例外ではない。かつて街のケーキ屋さんのショーケースを彩ったお菓子たちは、その時代を知っている人には懐かしく、今を謳歌する若者には新鮮に映る。

フランス仕込みのもの、和栗を使ったやさしい味わいのもの、ぐっとモダンにアレンジしたもの、ひと口に「モンブラン」といってもそのヴァリエーションはさまざま。本書では、おいしい「モンブラン」を提供する店が、どういう「モンブラン」を作っているのか、ベースとなるマロンクリームや、組み立てについてレシピを紹介する。その上で、アレンジ2~3種類を案内。レシピと合わせて、そのシェフ・お店の「モンブラン」へのアプローチや作るときのコツ、考え方も聞く。巻末には、「モンブラン」についてのミニ知識も紹介。「モンブラン」の魅力を徹底解剖した一冊だ。

定価は3740円(税込)。発売日は6月7日。

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