2021年05月25日 12:10

オクタウェルは、薬事政策研究所(薬研)およびインテージテクノスフィアと共同で、6月より調剤薬局と連携した特定保健指導「すこやせプラン」を提供開始する。
「特定保健指導」は、健康保険組合など医療保険者に実施が義務化されている生活習慣病予防のための保健制度。「特定保健指導」の運用効率化システム、管理栄養士によるICTを活用した遠隔栄養指導で豊富な実績をもつオクタウェル、対象者に寄り添った質の高い指導を提供できる薬局・薬剤師のコミュニティを保有する薬研、および、健康管理やデータヘルスの支援サービスを多くの健康保険組合に提供するテクノスフィアが協業することにより、新サービス「すこやせプラン」を実現し、「特定保健指導」の推進へ寄与する。
「すこやせプラン」では、地域の調剤薬局にて特定保健指導を受けられる。自宅付近であることに加え、カフェ等の公共スペースよりもプライバシーが守られた安心できるスペースで指導を受けることが可能であり、利用者の利便性が向上する。また、従来の管理栄養士による保健指導に加え、服薬や疾病に関する薬剤師の知見による健康指導も可能。そのため、利用者は生活習慣病にとどまらない幅広い保健指導を受けられる。特定保健指導期間終了後は、引き続き、指導を受けた薬局をかかりつけ薬局として利用可能だ。
初回面接は、調剤薬局にて薬剤師と全国の管理栄養士とオンライン面接を行い、3カ月間の継続支援を薬剤師が実施。初期は愛知県の薬局を中心に開拓し、その後、医療保険者の要望に応じて順次参加薬局を開拓、拡大していく予定。