2021年05月24日 10:40

ユニフォームネットは、「AIZUGATA graphics」公式Webページを開設した。
江戸時代から着物の柄を染めるため使われてきた染型紙。伊勢白子や京都、江戸に並ぶ一大産地として喜多方(福島県会津地方)にも染型紙文化があり、東北地方の服飾文化に寄与していた。海外からの技術の流入により1935年に途絶えたものの、その半世紀後に現存する染型紙3万7000点が発見された。現在では福島県及び喜多方市の有形民俗文化財となり、研究資源として保存、管理され、近年ではその魅力を伝える活動が盛んに行われている。
同社は、福島県の会津地方で受け継がれてきた喜多方の染型紙「会津型」を国内外へ広く発信していくために、会津型のデザインを現代風にアレンジした商品を新たに生み出すプロジェクト「AIZUGATA graphics」を2018年に始動。喜多方市教育委員会や福島県内の学校法人、施設等とも連携しながら新商品開発・販売、産学連携、アクセサリーブランドの企画・立ち上げなど多くの企画を生み出してきた。
公式Webページでは、喜多方の染型紙「会津型」が繁栄を遂げたのち歴史の幕を閉じ、再起を遂げて福島県ならびに喜多方市の有形民俗文化財となるまでのヒストリーや、「AIZUGATA graphics」誕生までの物語、更に同プロジェクトによる様々な取り組みなどをページ内で紹介している。