2021年05月21日 12:16

マイナビが運営する、独立・開業支援サイト「マイナビ独立」は、「マイナビ2021年版 独立・開業に対する意識調査」の結果を発表した。

同調査は全国20代から60代の男女1万8905名を対象に、独立・開業に対する興味の有無を調査したうえで、「独立・開業に興味がある」と回答した1000名を対象に集計したもの。なお、同調査は2019年、2020年に続き3回目となる。

同調査において「独立・開業に興味がある」と回答したのは43.9%(前年比3.4pt増)。前年よりも独立・開業に興味がある人が増えていることがわかった。その割合は男女ともに上昇し、男性は53.5%(前年比3.5pt)、女性は34.5%(前年比3.3pt増)だった。

独立・開業を考えるきっかけは、「収入を増やしたい(31.9%)」の割合が突出して高かった。前年比で4.4ptも増加したことから、収入アップを目指して独立・開業を検討する人が増えていることがわかる。また、独立・開業時に重視する点は「自分のペースで働ける・自分の時間を持てること」が18.0%(前年比0.5pt増)で3年連続のトップとなったが、その一方で「人間関係のストレスなく働けること」が10.0%(前年比1.2pt増)で3位に入った。

独立・開業後の目標年収について聞いたところ、若い世代の男性は高い年収を望む傾向があり、20代は30.0%、30代は40.0%、40代は29.0%が、年収1000万円を超える年収を希望していることがわかった。女性は男性と比べるとやや控えめな傾向で、すべての年代で目標年収600万円以下の割合が40%を超えた。

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