2021年05月20日 16:34

PLAN-Bが運営をするINUNAVI(いぬなび)は、全国の⽝の飼い主476人を対象に「動物病院」に関するアンケート調査を実施した。調査によると、愛犬に毎年ワクチン接種を「している・いた」と回答した飼い主は80.9%という結果になり、8割以上の飼い主が毎年愛犬にワクチン接種をしていることが分かった。
接種したワクチンの種類で最も多い回答は「狂犬病ワクチンだけ」で37.8%。接種が義務付けられているのは狂犬病ワクチンだけだが、犬のすべてに打ったほうが良いとされるコアワクチンは3種類で、日本では一般的に5種混合以上のワクチンに含まれている。今回の飼い主が愛犬に接種したワクチンの種類を見ると、2種混合から11種混合までバラつきが見られ、飼い主自身がワクチンの種類や内容を知っているのかについては、疑問が残る結果となった。
ワクチン接種にかかった金額で最も多い回答は「3000円前後(狂犬病ワクチン)」38.0%だった。接種したワクチンの種類で最も多かったのが「狂犬病ワクチン」だったからだと思われるが、次いで多い回答は「5000円・6000円台」で19.5%。狂犬病ワクチンの金額はおおよそ決まっているが、混合ワクチンについては動物病院によって金額はバラバラ。同じ3種混合ワクチンであっても3000円~6000円と幅があるので、こうした結果となったようだ。
また、病気の発症や死亡といった副作用について最も多い回答は「知らない」で71.0%。ワクチン接種後の副作用について最も多い回答は「なかった」76.2%だった。詳しくはこちら。