2021年05月20日 13:16

YOLO JAPANは、医療機関と提携し、在留外国人向けにピル(経口避妊薬)のオンライン診察サービス「YOLO PILL ONLINE」の提供を5月末より開始する。
同社は、228カ国18万人の在留外国人が登録している日本最大級のメディアを運営している。同社が会員の在留外国人女性に向けて行ったピルに関するアンケートでは、ピルを服用している・服用に関心があると答えた人が約7割を占めることが分かった。更に、現在ピルを服用している人のうち約5割がオンラインでの購入を希望している。背景として、病院へ行くことが手間であること(69%)や日本語で話すことが難しいこと(38%)が挙げられる。
「YOLO PILL ONLINE」は、日本で働く外国人女性や留学生女性のピル服用を希望する声が多いことや、外国人として日本の医療機関にかかることを不安視する声を受け、言語の課題や通院をなくすことで、より多くの在留外国人女性に安心・快適な日常生活のサポートを提供することを目的としている。オンライン予約から問診票の作成は日本語、英語、ベトナム語、中国語、韓国語、ポルトガル語の6言語に対応。また、無料で英語通訳者が同席するため、日本語力に自信がない人も安心して診察を受けることができる。予約から診察までオンラインで完結する上、完全予約制のため待ち時間はなし。そのため、勉強や仕事に忙しい人でも受診でき、病院での感染リスクを無くすことができる。更に、ピルはメール便で登録された住所まで届くため、本人不在で受け取りが可能だ。