2021年05月19日 12:39

マイボイスコムは、5回目となる「太陽光(ソーラー)発電」に関するインターネット調査を4月1日~5日に実施し、1万42件の回答を集めた。

同社は、インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社。今回の調査結果によると、太陽光発電システムの設置率は9.2%。「自ら検討して設置した」が7.8%、「太陽光発電システムが設置されている物件を望んで入居した」が0.5%、「入居した物件にたまたま太陽光発電システムが設置されていた」が0.9%となっている。設置率は、中部・九州で各14%と他の地域よりやや高くなっている。

太陽光発電システムの設置理由は(複数回答)、「光熱費が節約できる」が設置者の71.0%、「売電できる」が60.5%、「自然エネルギーを活用できる」が44.2%、「環境によい」「停電、災害時など非常時に電力が確保できる」が各3割強で上位。過去調査と比べて、「補助金制度が活用できる」「節電意識を高める」は減少傾向だ。

太陽光発電システムを取り付けられる条件が整っているとした場合、設置したいかを聞いた。設置意向は、「設置したい」「どちらかといえば設置したい」を合わせて3割弱。太陽光発電システム設置意向者に、設置時の重視点を聞いたところ(複数回答)、「初期費用」が79.4%、「耐久性」「どのぐらい光熱費を節約できるか」「発電量」「どのくらいで初期費用などコストの元がとれるか」が各40%台。太陽光発電システムを自ら検討して設置した人では、「発電量」の比率がやや高くなっている。女性では、「どのぐらい光熱費を節約できるか」「手入れのしやすさ」「保証、アフターサービス」が高い傾向だ。

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