2021年05月19日 18:00

小松マテーレは、日本を代表する建築家・坂茂さんの監修により、新しい卓上タイプの抗ウイルスパーティション「PPSA(卓上タイプ)」を開発した。
新型コロナウイルスの飛沫感染対策として、食堂や飲食店、オフィスでは、アクリル板や塩ビシートによる卓上パーティションが推奨・使用されている。しかしながら、くしゃみや咳をした場合、正面への直接的な飛沫は防げるものの、板にぶつかった飛沫を広範囲に拡散させてしまい、接触感染の範囲が広まる。定期的な拭き取り作業が必要であり、手間が掛かる。正面の相手との話し声が遮断され、聞き取りにくい。
適度な透け感を維持しながら飛沫感染を防止するというマスク製造で培った通気性をコントロールする技術を活用。この技術により、くしゃみや咳による飛沫はパーティションにぶつかると勢いを吸収し、必要以上の拡散を抑えることができる。また、通気性があるため、向かい側に座る人の声が通りやすいのも特徴だ。紙と布で構成されており、通常の樹脂製パーティションと比較し、約75%の軽量化を実現している。
また、サイズは机の巾に応じて2タイプ(一連、二連)を用意している。設置する場所、用途に合わせ、ジョイントで繋ぐことで、さらに三連、四連と連結させることが可能だ。抗ウイルス加工素材「エアロテクノ」を採用しており、頻繁な消毒・ふき取り作業が不要。汚れが付着した場合は、ネットに入れて家庭用洗濯機で洗濯できる。(洗濯耐久性:10回程度)