2021年05月17日 17:48

薬剤師とLINE上で相談して自分にあった漢方薬を配送してくれるオンライン漢方相談サービス「わたし漢方」は、梅雨の到来とともに増える体調不良についての養生法をホームページにて公開。同時に「梅雨の名もなき不調」に関する漢方薬のオンライン相談についても受付を開始した。

梅雨の季節になると、「体がだるくて重い」「肩こりがひどくなる」「気分が落ち込む」といった、病院に行くほどでもないが、何となく辛い不調症状で悩む人が増加する。「わたし漢方」によると、梅雨に体調不良が起こりやすい原因は、「湿気」が増えることが大きく影響しているという。

体に「湿」がたまると、むくみ、頭や体が重くなり、頭痛やめまい、疲れやすい、だるいなど、疲労もたまりやすくなる。漢方の五行説の考え方では、特に「脾(胃腸機能)」が低下して、食欲不振、吐き気、下痢などが起こりやすくなり、栄養を吸収できずエネルギーが補給できず、疲れがたまりやすくなることも。

そこで梅雨の時期は、水分代謝を良くする生薬が配合された漢方薬がよく使われる。普段から胃腸が弱い人も注意が必要で、水分や塩分、冷たい物の摂りすぎを避け、除湿対策が重要。薬膳では、余分な水分を排出する、ハトムギや小豆などをお茶などで摂取。暑くなってきて、「熱・湿」の両方が気になる場合は、きゅうり、とうがん、とうもろこしなどを積極的に取り入れることを提案する。詳しくはこちら