2021年05月14日 17:24

あしたばマインドが運営する明日葉保育園は、オリジナルの食育キットなどを使った食育プログラムに「PAKUTTO」と命名。「PAKUTTO」を目的とした3つの軸として「つ・か・み」、つまり「つたえる食育、かんじる食育、みにつける食育」を実施していく。

たとえば、子ども達に楽しく野菜の特徴を伝えるため、遊びながら覚えることができる「やさいかるた」を栄養士が手作りで作成。子ども達は「やさいかるた」を使用し、野菜について遊びながら学ぶ。また、子ども達自身で小さな種から野菜を栽培し、太陽の光、水、肥料によって野菜がぐんぐん育つことを体験する。自分で野菜を育てることで、食べ物への愛着を持ち、自然の恵みや生産者への感謝の気持ちを育むことができる。

また、てしお夢ふぁーむと共同で、オンライン食育プログラムを実施。子ども達は、農場から送られた水耕栽培キットを使用して野菜を栽培し、収穫時には、農場で働く障がい者とオンラインでつなぎ、交流を図る。さらに、保育士がペットボトルのフタやフェルトで作った愛情たっぷりのお箸キットで、楽しく箸の使い方を練習。加えて、手作りのパペットを用いて、子ども達によく噛んで食べることの大切さを伝える。

同社では、子ども達が自ら食べるチャレンジをした時に感じる達成感や満足感が、食への興味・関心を育むと考えている。今後、この3つの軸をもとにしたプログラムを通して、子ども達は食べることの大切さを学び、食材への理解を深める。