2021年05月14日 17:11

フクフクプラスは、手頃な価格で楽しめるアートレンタルを公式ウェブサイトにて販売する。本サービスは、SDGs達成にむけ障がいのあるアーティストのアートを採用。また、障がいのあるアーティストと対話できるプログラムも連動させるなど、ダイバーシティ理解にも資するサービスとなっている。

同社独自の調査によれば、障がい者アートを飾るとワーカーへの癒しや心地よさが約2倍、またオフィスの不快感や息苦しさが約44% 軽減することがわかった(何も飾らないオフィスとの比較)。本調査を監修した東京工芸大学デザイン学科 教授 福島治さんによれば「障がい者アートの純粋で無垢な表現が、観る人に優しい印象を与えるのではないか」としている。

同社は、障がいのあるアーティストの作品を保有している複数の団体と連携。これにより、1万3000点ものアートライブラリーから20名のアーティスト、合計100枚のアートを厳選して提供する。数多くのアワード賞を受賞したシブヤフォントもラインナップに加えるなど、多彩なアートを世界を楽しめる。

さらに、従来のフクフクプラスのアートレンタルは、設置、交換、アート提案などの全てのサービスが付帯され、主に企業向けに販売していた。今回リリースするアートレンタルは、設置、交換、アート選定を利用者自身が行うことで、手頃な価格を実現。個人事業主や個人宅、クリニックなど、より多様な場所で楽しめる。なお売上の一部は、障がいのあるアーティストと障がい者支援事業所に還元する。