2021年05月14日 15:27

凸版印刷とEmotion Techは、商品・サービスの情緒的価値を数値化し評価・分析する「GX(Good Xperience)スコアリング」を開発、5月13日より提供を開始した。

「GXスコアリング」は、凸版印刷の店頭POPやオンラインにおける販促支援サービスなどで培ったノウハウとEmotion Techの顧客ロイヤルティ調査・分析の知見を組み合わせたCX(顧客体験価値)向上支援サービス。オンライン、オフラインで様々な体験をした顧客のインサイトを情緒的価値の5要素である「Sense」「Feel」「Think」「Empathy」「Social」に即して、Emotion Techが持つ顧客体験向上マネジメントサービス「EmotionTech CX」で調査。その結果を凸版印刷の消費行動研究室で培った独自の手法を用いて分析することで、商品・サービスの情緒的価値を数値化する。

これまで定量的に評価することが難しかった「その体験を通じ、どのように感じたか」といった顧客の情緒的価値を数値化することで、類似の商品・サービスと相対比較ができ、より効果的にCX全体のマネジメントを可能とする。

両社は今後、様々な体験ごとの情緒的価値のデータを蓄積していき、センシングデバイスなどを活用し、各体験に合ったデータ取得方法を確立することで、「GXスコアリング」の精度を高めていく。

凸版印刷