2021年05月13日 15:44

イトーキは、清掃性を追求した安心安全な患者用チェア「pulizea(プリーゼア)」を、5月中旬より発売する。
感染症対策が重要視される外来診療において、接触感染の予防を始めとした清潔な医療環境づくりは必要不可欠となっている。そこで同社では、複数の病院での現場調査やスタッフへのヒアリングを重ね、医療従事者の負担を軽減し、患者が安心して受診できる清掃性・安全性・操作性に優れた全く新しいタイプの患者用チェア「pulizea」を開発した。
最大の特徴は、背や肘掛けから座面まで一体型のシームレスなシート形状。クッション素材として耐薬性に対応したインテグラルスキンフォームを採用し、凹凸や隙間、縫い目をなくしたことで優れた清掃性を実現。医療スタッフ・介助者が腰をかがめず操作が可能な上下調節レバー、座面回転ロック機能による転倒防止など、清掃性・安全性・作業性を追求した。突起のない丸みを帯びた明快なフォルムは、患者の緊張を和らげるやさしい印象と、背座一体ならではの滑らかさで、清潔感を感じさせる。
「pulizea」は、診察デスクregano(レガーノ)や荷物トレイSL(脱衣カゴ)と組み合わせることで患者と医師が自然と向き合える診察空間の構築をサポートする。
メーカー小売希望価格は、円盤脚(回転ロック付)8万9980円、円盤脚(回転ロックなし)8万8880円、5本脚(回転ロックなし)8万8440円(すべて税込)他。発売日は5月中旬。