2021年05月12日 18:40

ジェーシービーは、非接触ICカード技術FeliCa(フェリカ)を提供しているソニー主催の中学生向け教育プログラム「電子マネーから学ぶ、キャッシュレスと経済の仕組み」へ、電子マネーサービスを運営するイオン「WAON」、NTTドコモ「iD」、セブン・カードサービス「nanaco」、東日本旅客鉄道「Suica」、楽天Edy「楽天Edy」と共に参加する。

JCBは2005年より電子マネー「QUICPay(クイックペイ)」を日本国内で提供している。近年、社会のデジタル化や感染症対策を背景に、キャッシュレス決済の活用の場がさらに広がっている。それに伴い、2021年度から全面実施される中学校新学習指導要領では、技術・家庭科に計画的な金銭管理に関する内容を新設し、キャッシュレス化の進行に伴って多様化した購入方法・支払い方法の特徴を子どもたちが理解することが求められている。子どもたちが社会との関わりを実感しながらキャッシュレス決済の技術や意義を理解して、正しく活用できるように支援する。

授業内容(予定)は、「キャッシュレスってなんだろう」。キャッシュレス決済の技術のひとつとして、電磁誘導の説明を交えながらFeliCaカードの仕組みや通信方法を説明。身の回りの決済方法について、支払い時期や手段の特徴を踏まえ分類する。「キャッシュレスは私たちにとってどんないいことがあるか考えてみよう!」消費者や導入者の具体例をもとに、キャッシュレスを利用することのメリットについてグループワークで考える。