おかえり株式会社は、5月12日、竹でつくったトイレットペーパーの定期便サービス「BambooRoll」（バンブーロール）の正式発売を開始する。

バンブーロールは原材料を竹100％とするトイレットペーパーを、定期便で家まで届けるトイレットペーパーのサブスクリプションサービス。環境と体にやさしいトイレットペーパーを目指し、漂白剤を使用しない無漂白の商品となっている。

パッケージにはプラスチック・フリーのリサイクル段ボールを採用し、トイレットペーパーの芯（竹製）と段ボールはリサイクルすることができるため、ゼロ・ウェイストのパッケージを実現している。全国のカフェやオフィス、ショップでの導入も始まり、店舗でバンブーロールが使用できる。定期便1箱 1800円（税込）。お試し1箱 1980円（税込）、送料は全国一律 1箱 680円。

竹はいま、その二酸化炭素の固定能力と耐久性からプラスチックや木材の代替資源として、注目を集める素材のひとつ。竹とラタンの国際機関・INBARが発表するレポートによると、生育期間5年前後までの期間は針葉樹・広葉樹よりも二酸化炭素を多く吸収するとの検証結果も提示されている。同社では、収穫してもすぐに自然に生え、少量の水で農薬を使用することなく早く成長する竹を使うことで、収穫、使用、そして自生してCO2を再び吸収するという循環をつくりたいと考え、バンブーロールを届けることにした。