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2021年05月11日 18:03

凸版印刷では「サステナブル バリュー パッケージ(R)」を提供しており、食品の一次容器にも対応可能な、紙素材を使用したチャック付きスタンディングパウチを開発している。この度、日本コカ・コーラの新製品フリーズドライ飲料「1,2,CUBE(ワン・ツー・キューブ)」での採用が決定した。

環境配慮や省資源化推進における世界的な機運の高まりを受け、環境負荷を低減するパッケージに注目が集まっている。日本コカ・コーラでは2018年より、2030年までにすべてのPETボトルを100%サステナブル素材に切り替えることなどを骨子とした「容器の2030年ビジョン」を策定。サステナブルな容器の設計と開発に取り組んでいる。

今回の新製品のパッケージ開発においては、石油由来のプラスチック使用量削減とサステナブル素材の採用を重要テーマとして掲げた。その中で、凸版印刷が開発した「紙素材チャック付きスタンディングパウチ」は、環境配慮とユーザビリティの両立を実現していることから、高い評価を獲得した。

ベースの基材に紙素材を採用しているため、プラスチックフィルムを使用した従来のスタンディングパウチと比較して、プラスチック樹脂使用量を約13%、CO2排出量を約18%削減することが可能。紙素材が与える「質感・風合いの良さ」も製品イメージとマッチし、この度採用に至った。「1,2,CUBE 緑茶」と「1,2,CUBE 麦茶」を5月19日より、「1,2,CUBE 珈琲」を6月28日より、Amazon.co.jpにて数量限定で販売する