2021年05月11日 17:28

S’UIMINは、睡眠脳波計測サービスInSomnografを大幅にアップデートし、自宅等で測定した睡眠脳波の解析結果を即時に確認できる、世界的にも画期的なシステムを実現した。
「InSomnograf」は、臨床レベルの「精度」と、誰でも場所を選ばず測定できる「使いやすさ」を両立した睡眠計測サービス。脳波データを30秒ごとの区間(エポック)に分け、覚醒・ノンレム睡眠1~3・レム睡眠を判定して睡眠経過図を作成。また、「眠りの深さ」「覚醒反応指数」「睡眠効率」など20種類以上の睡眠指標を自動的に算出する。
今回のアップデートでは、測定データをクラウドに直接転送する無線通信機能を実装した新デバイス「InSomnograf K2」をリリース。クラウド上の脳波解析AIシステムと、睡眠状態を表示するウェブアプリケーションが一体となったシステムを構築し、解析結果(速報版)の即日オンライン確認を可能にした。
デバイス本体のみで測定からデータ転送までが完結し、解析もクラウド上で行うため、インターネット回線やスマートフォン等の別専用端末が不要。転送された脳波データは、熟練の臨床検査技師並みの精度のAI解析システムが瞬時に解析。サービス利用者はパソコンやスマートフォンを通じ、その日の睡眠の「経過図」や「簡易評価」を即時的に確認することができる。さらに解析結果の「速報性」だけでなく、音声案内機能の実装や操作性、デザイン性の更新により、使いやすさの大幅な向上も図った。