2021年05月10日 11:55

伊藤手帳は、学校・PTA・家庭教育学級の保護者向け出前授業の受け付けを5月7日より開始した。
同社は1937年の創業以来、企業向けの手帳を自社で年間約800万冊を製造している。10年前に個人向け自社オリジナルブランド・ユメキロックを創設し、「セパレートダイアリー」を販売延べ8万冊となった。今回の出前授業では、先延ばしにしがちな宿題や課題を確実に行うための時間管理の基礎概念と主体的な計画をたてるツールの1つとして手帳を上手く活用する方法について講義を行う。講義は対面、オンライン共に可能だ。
2017年度より周知徹底が開始された新学習指導要領改訂では2020年より小学校、2021年より中学校で全面実施が始まり「主体的・対話的で深い学び」の充実が求められる時代となった。同社では手帳の企画から製造販売だけにとどまらず、手帳の使い方・書き方のサポートを行ってきた。このノウハウを活かし、未来を担う子どもたちに「時間の使い方を考える力」を身につけてもらいたいと考えている。そこでまずは保護者の人に出前授業を受講してもらい、時間管理の大切さを家庭内で共有してもらう事を目指す。講演テーマ例は、先延ばし癖を解消する時間管理と手帳の使い方、親から子へ伝えたい「時間の使い方・計画の立て方」、ゲーム漬け脱出。家庭でできる「時間管理教育」など。講演テーマは課題に沿って考案する。