2021年05月07日 18:30

まん福ホールディングスは、第一号案件として、創業60年の老舗お弁当屋「ちがさき濱田屋」のブランドリニューアルを担当。5月6日より新商品を発売する。

まん福ホールディングスは、日本が抱える後継者不足、またコロナ禍による大幅な売上減により存続の危機に瀕する老舗中小企業を救うために設立した、食に特化した事業承継プラットフォーム会社。

新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年の飲食店事業者の倒産件数は過去最多の780件を記録した。(帝国データバンク調査2020より)また、中でも、食品産業は、製造・卸売・小売・外食いずれにおいても中小零細企業比率が高く、2025年における中小企業経営者の約6割以上が70歳以上(2017年中小企業白書より)と予測されており、後継者不足問題が顕在化している。コロナ禍と後継者不足により、多くの中小飲食は存続の危機にある。そうした日本企業がかかえる中小企業の事業承継問題という社会課題を解決し、多くの中小企業に支えられている日本の豊かな食文化を未来に向けて永続的に発展させるため、まん福HDは立ち上がった。

コロナ禍と後継者不足に苦しむ食の事業者を対象として、負債と共に買収するが、M&Aのように売却をせず、ブランドを守ったまま事業承継を行う。売却をせず、歴史あるブランドを守り拡大させる「売らないファンド」として、外食経験豊富な経営者を送り込み、歴史ある従業員と併走。そして、商品力の強化、原価の適正化などにより、今まで繋いできた伝統を守りつつも、更なるブランド力の向上と販売規模の拡大を目指す。