5月1日、大分県湯平温泉にある旅館「山城屋」で、インバウンド旅行者からも人気の秘伝の味噌3種を世界に届けるプロジェクトが、越境クラウドファンディング「JapanTomorrow」にてスタートした。

山城屋は15年程前からインバウンドに力を入れており、最盛期には外国人客が8割、連日満室状態と多くの支持を集めてきた伝統的な旅館。世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の「日本の旅館部門2017」では、全国第3位と高い実力を持っている。海外の旅行雑誌等にも取り上げられ、韓国・香港・台湾・タイなど多くの国の旅行者から支持されてきた。

しかし、世界中で猛威を振うコロナウイルスと、2020年7月7日の大分県豪雨災害による影響で宿泊客が激減し、売上は最盛期の約1割までに落ち込んだ。そこで、日帰りの立ち寄り湯やランチ提供等工夫を重ねる中、旅館を未来へと繋げるためにも、今回越境クラウドファンディングにチャレンジする。

今回用意するのは、50年来にわたって作り続けた大女将特製の「秘伝の味噌」セットをはじめとする全部で11のリワード。実際に多くの人に届けるための商品化まで、約半年の時間をかけた味噌は全部で3種類。また、外国人旅行客からも好評であるという山城屋だけの特別な味噌を軸に、3年間有効の宿泊チケットがつくリワードも用意した。プロジェクト開催期間は5月1日～6月30日。詳しくはこちら。