2021年05月06日 18:09

ペット保険の「PS保険」を提供するペットメディカルサポートは、「PS保険」契約者393名を対象に、「ペット(犬と猫)の噛み癖」についての調査を行った。

それによると、ペットの噛み癖に悩んでいると回答した人は、犬猫共に全体の約3割となった。次に、ペットの噛み癖に「悩んでいる」「どちらとも言えない」「悩んでいない」に大別すると、犬を飼っている回答者のほうが、猫を飼っている回答者に比べて「悩んでいない」割合が大きいという結果に。また、非常に悩んでいる・悩んでいると回答した人のペットを年齢別に見てみると、犬猫共に1歳未満が6割以上を占めた。これは、回答対象となる1歳未満の犬の割合が、全体の39%、猫が52%と多いことも関係していると思われる。

ペットの噛み癖の原因として回答者が考えているものは、犬猫共に「遊びの延長」が最も多く、「構ってほしい」「甘噛み」が続く。しかし、犬を飼っている回答者が考える噛み癖の原因「不安や恐怖(5%)」「好奇心(4%)」「縄張り意識(4%)」が、猫の場合にはまったく見られず、「遊びの延長(37%)」が突出した結果となった。

ペットの噛み癖の相談相手としては、犬の場合、家族が38%と最も多く、書き込みサイト21%、知人・友人18%が続く。猫の場合、書き込みサイトが33%、家族28%、獣医師21%の順となった。ペットの噛み癖対策として、犬猫共に最も多かった回答は、「おもちゃを与える」。続いて「無視する」「大きな声を出す」「ストレスを発散させる」を合わせ、全体の8割近くを占めた。