2021年05月06日 08:49

京都芸術大学 文芸表現学科は、出版プラットフォーム「301文庫」を発足、文芸誌「301」(文芸誌サンマルイチ)を創刊した。
京都芸術大学は、日本や世界から学生が集まる、13学科34コースからなる国内最大規模の総合芸術大学。文芸表現学科は、「読む(読解)」、「書く(創作・執筆)」、「編む(編集)」の3つを軸に、ことばの力を鍛える学科。学内外のあらゆる場面をフィールドに、創作や編集を実践的に学び、「ことば」を通した表現の可能性を考える。文芸的な仕事をはじめとした、ことばに関わるさまざまな仕事に就いたり、ことばにまつわる新しい仕事を生み出したりと、「ことばのプロ」として活躍することを目指している。
京都芸術大学が位置する瓜生山の標高が301mであったことから名づけられた文芸誌「301」。絵画や彫刻などの美術作品と同じように、ことばもアートなんだということをスタート地点にして、文芸表現学科で編集部が発足。文芸誌「301」を編みはじめた。京都芸術大学で文芸を学ぶ学生たちだからこそ発信することができる「ことばの形」とはなんだろう。文芸にまっすぐ向き合ったことばが、この文芸誌に集まっている。今回は授業で担当教員の指導と監修もと、文芸誌「301」の企画立案、編集、広報、書店販売まで、出版に到る運営すべてを学生が手掛けた。
定価は1000円(税込)。発売日は4月30日より順次。取扱書店は、京都と大阪の8つの書店(iTohen、ADストア、京都岡崎 蔦谷書店、恵文社 一乗寺店、三密堂書店、誠光社、toi books、ホホホ座 浄土寺店)。