2021年05月06日 07:25

終活協議会は、運営する終活ガイド検定2級、3級資格取得者655名に対して、エンディングノートに関するアンケート調査を実施。エンディングノートとは終活の基本的な取り組みのひとつで、介護が必要となった時、認知症になった時「もしも」のときに家族やサポートしてくれる人に情報を伝えるノートとなる。
本調査結果は、「いつからエンディングノートを書くべきか」や「何を書くべきか」の参考として活用できるものとなっている。「エンディングノートを持っていますか?」の質問には、「持っている(24.1%)」「持っていない(75.1%)」「未記入(0.8%)」という回答になった。
また、約9割が「エンディングノートは必要だと思う」と認識している一方で、実際に「書いている」と回答した人は1割以下。約3割が、エンディングノートには「家族への想い」の記載が必要と回答。続いて、「病気になったときのこと」や「お葬式やお墓について」、「お金や財産について」など、万が一の際の具体的な行動指針についての記載が必要と回答した。
半数以上が「50代・60代からエンディングノートを書き始めたほうがいい」と回答。また、約2割は「40代から書き始めたほうがいい」と回答している。「家族にエンディングノートを書いてもらいたいですか?」の質問には、「書いてもらいたい(93.1%)」「書いてもらいたくない(5.6%)」「未記入(1.2%)」という回答となった。