2021年04月28日 07:37

箱根小涌園元湯森の湯では、JAかながわ西湘の協力のもと、旬の地元特産品を用いた季節の変わり湯「湘南潮彩レモンの湯」を5月8日より開催する。

「湘南潮彩レモン」は、神奈川県とJAかながわ西湘が「相模湾からの潮風をうけたさわやかな酸味と香り豊かな新鮮レモン」をイメージできる親しみやすい愛称を募集し、2020年に誕生した新しいブランド。神奈川県西地域で生産されたレモンは、香りが良いことが特徴の一つとされており、愛称に合わせて制作されたロゴマークには、相模湾や潮風をイメージさせるサーファーやカモメ、雲がデザインされている。

今回変わり湯に使用する「湘南潮彩レモン」は、地元JAかながわ西湘協力のもと収集した、「加工用」と呼ばれる小さなキズ、ワレ、色ムラ等で青果流通が難しいもの。SDGsの観点から食品ロスを少しでも減らし、市場に出回らないものも最後まで有効活用するとともに旬の地元特産品を広く知ってもらうために企画した。レモンには疲労回復効果や、血行促進効果が期待され、温泉に浸かりながら立ち上る香りで爽快感を味わえる。

元湯森の湯施設内のショップ「あいすの森」では、新たに「片浦レモンサイダー」の販売を開始する。このサイダーは小田原周辺の農家の人々と、地元の企業や小田原市が協力して商品開発された地域振興サイダーとなる。

変わり湯「湘南潮彩レモンの湯」は5月8日~6月11日開催(予定)。休館日は6月1日・2日・8日・9日。入場料金は大人1500円、こども(3歳~小学生)1000円(税込)。