2021年04月26日 10:04

ガールスカウト日本連盟は、「子どものための人権教育リーダー養成」講座を5月より開催する。
「女の子はこうあるべき」「男の子はこういうもの」というジェンダーに基づく思い込みや偏見は、子どもたちが何かに挑戦する気持ちを阻み、不平等を生み出してしまう。それは、差別や暴力を受けるリスクを高め、人生の選択肢を狭める一つの要因になる。
ガールスカウトでは、性別に関係なく互いを尊重しあう人間関係を推進し、一人ひとりが可能性を最大限に発揮できる社会を実現するための担い手として、全国で人権教育リーダーを養成している。2015年からの6年間で、これまで1007人の人権教育リーダーが誕生した。「子どものための人権教育リーダー養成」は、青少年の教育に携わる人に受講してもらいたいプログラムだ(同プログラムはガールガイド・ガールスカウト世界連盟とUN Womenが共同開発した)。人権教育リーダーになると、参加型の人権教育プログラム「わたしの声とみんなの声」を実施することができるようになる。研修形態は、自己学習とオンライン研修の混合型学習形式(ブレンディッド・ラーニング)。募集対象は、青少年の教育に携わる18歳以上の人(高校生を除く)。
受講費は7000円(資料・テキスト代含む)。期間は5月~7月。コースは、3コース(金曜日コース・土曜日コース・日曜日コース)。