2021年04月22日 16:34

インターナショナル・ビジネス・サービスは、一般公開に先立ち4月21日より、日本橋三越本店で開催される日本画家 西嶋豊彦「花のある一日」の先行内覧を実施した。

昨年、いつものように花の絵を描いているとき、「色は光、水は恵み。」と感じたという日本画家・西嶋豊彦さん。画家として自身初めての取り組みである、いけばなとのコラボレーションとして、「美をつむぎだす」華道家・假屋崎省吾さんとの、本邦初の共演が実現した。先行内覧では、芸術はみんなのそばにあるものと語る西嶋さんは、華道家・假屋崎省吾さんを、すべてのものを魅了する「美そのもの」、華道家の開拓者と称えた。会場は花に魅せられた巨匠2人の花と花が美しく融合しており、圧倒的な存在感が見る人の心を圧倒する。

また本展覧会では、ディスレクシア(読み書き困難)の子どもたちのための環境改善プロジェクトとして、1点の作品販売につき独自の寄付活動を行っていく作品「Flower ball」100点を展示。実は西嶋さんも、ディスレクシアに向き合ってきた1人。幼少時に文字が1文字ずつ消えていくため本から学ぶことができず、自然から学び、花から学んだ経験が、「日本画家・西嶋豊彦」の根源であると語った。

木を育てることから始まる独自に開発したオリジナル透かし和紙に、本プロジェクトを立ち上げた西嶋さんの思いが込められた「花」には、子どもたちの多様性が描かれている。会期は4月21日~26日。会場は日本橋三越本店本館6階の美術特選画廊。