2021年04月13日 10:56

イーオンは、LG CNS社が韓国国内向けに開発した「AI Tutor」を、日本市場向け「AI Speak Tutor(AIスピークチューター)」として、4月12日からイーオン在籍生徒に向けて先行して提供を開始する。

「AIスピークチューター」は、インタラクティブなユーザー体験を通じて、時間や場所の制約なしに英会話をオンライン学習できるように開発されたもの。従来は、学習者の回答を1つの模範解答と比較して、学習者の発音・流暢さ・正確さ等を評価判定するものが中心で、「英語としては正解だが模範解答とは異なる表現」であった場合には評価できないという課題があった。LG CNSは独自のアルゴリズムを適用して、ユーザーが発話する回答が正しいか、正しくないかをAIがリアルタイムで判断し、その判断によってAIは肯定、否定、次の会話、聞き返し、ヒント出しなどで会話を続けながら、多様に構成することを可能にした。そのため、学習者はAIを相手に、特定のシチュエーションに応じた自然な対話を通じてスピーキングのトレーニングをすることができる。

開発にあたっては、イーオンの経験豊富な教務トレーナーが、教室でのレッスンノウハウを活かし、日本人学習者がより学びやすいようにシチュエーション設定やダイアログを制作した。同サービスの導入で、日本人が特に課題を抱えているスピーキング力を高めるアウトプット学習の機会を気軽に増やすことを目指していく。

料金は3300円(税込)/30日間。サービス提供開始日は、4月12日イーオン生徒向け先行提供開始、5月12日一般提供を開始予定。

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