2021年04月09日 16:18

GMOデジタルラボとGMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は、8月下旬より、自治体が発行する「プレミアム付商品券」のデジタル化を実現する「モバイル商品券プラットフォーム byGMO」を提供する。

新型コロナウイルス感染拡大防止を目的に人々の移動が制限されている昨今、地域経済活性化の必要性がますます重要視されており、日本政府が地域の消費活性化施策として開始した「プレミアム付商品券」は地域における消費の喚起・下支えするものとして、今後の市場拡大が見込まれている。しかしながら、「プレミアム付商品券」は紙による発行が主流であり、自治体には対面を中心とする商品券販売のほか、使用した商品券の回収・保管・集計・精算・換金などの業務負担が大きいといった課題がある。また、独自でシステムを開発するには費用と工数がかかる。

そこで今回、両社は自治体側でシステム開発をすることなく「プレミアム付商品券」のデジタル化を実現する「モバイル商品券プラットフォーム byGMO」を提供することとした。自治体は同サービスを利用することで、商品券の販売などによる業務負担を削減することができる。また、消費者の利用状況をデータでタイムリーに確認することも可能となる。一方、地域の消費者は、24時間いつでも好きなタイミング・場所で「プレミアム付商品券」を購入でき、1円単位で利用できる。また、地域の店舗においては、幅広い層の来店・利用促進が見込め、紙の「プレミアム付商品券」で生じていた商品券の管理や、換金業務も削減することができる。

GMOデジタルラボ / GMO-PG