2021年04月05日 17:08

DMMは、DMM.make 3Dプリント事業において、サステナブル素材を利用した3Dプリント製作商品の普及拡大に向け、パートナー企業の募集を開始した。

近年プラスチックごみに代表される環境汚染や、持続可能な開発目標(SDGs)への社会的関心が集まる中、持続可能な生産・消費への転換が課題となっている。DMM.make3Dプリントサービスでは、昨今3Dプリント自体の製造環境が整い、これまで廃棄にまわっていた材料を再利用する技術の革新がみえてきた。それにより、いままで以上にサステナブル素材を利用した新商品の開発・販売に挑戦していければと、同社と共同で新商品開発や販売を行うことのできる企業、デザイナー募集を開始する。

最近の事例では、再生樹脂を使用した3Dプリンターにより、プラスチックごみを3Dプリント製家具にしたケースや、リサイクルプラスチック100%の3Dプリンタ用フィラメント等、環境に配慮したプロダクトやマテリアルも徐々に出てきている。

DMM.makeは3Dプリント製造数国内最大級を誇っており、3Dデジタルスキャン、3Dプリンターを用いた造形など、3Dプリンターに関わる全領域をトータルサポート。3Dプリンターが循環型社会に貢献できる可能性は広がりつつあり、本領域において、同社と一緒に挑戦することを希望する企業、デザイナーの応募が期待されている。