2021年03月31日 13:30

「Team Growth Platform」を提供するBONXは、複数人で通話するグループ通話システムにおいて、特許(特許第6842227 号)を取得した。

BONXがこの度取得した特許権の内容は、グループ通話システムにおいてやり取りされる音声データを取得し、扱いやすいデータ形式に変換した上で外部システムに送信。または、外部システムから来たテキスト等のデータをグループ通話で扱いやすい形式に変換した上で受信するといった、会話音声データの活用についての技術に関するもの。

本技術は、松屋銀座で利用予定の「音声採寸ソリューション」の基盤技術として使用されている。このソリューションは、採寸しているスタッフの音声データをリアルタイムで取得し、音声認識技術によるテキストデータへの変換を経て顧客情報システムにデータを送信・保存する。採寸スタッフの音声データの取得および音声認識エンジンへのデータ送信処理に関して、当該特許技術が使用されている。

同社はこれまで現場業務を中心として、新しい音声コミュニケーション体験を提供してきた。直近では、これまでなかなか記録として残しにくかった「会話」をデータとして利活用し、付加価値を生み出す「音声DX」をキーワードとして、更に事業領域を広げている。今回の特許取得は音声DX構想の中核技術。同社では、この権利取得をフックにとして、さらに多くのユーザーのチーム成長に貢献するTeam Growth Platformとして展開していく。