2021年03月30日 13:40

行知学園は、4月1日、日本初の外国人留学生専門書店及び日本語教材専門書店「行知学園書店」をオープンする。
これまで、留学生が進学対策の書籍を購入するためには、専用のコーナーが設けられた一部の大型書店に足を運ぶしかなかった。現在でも、大型書店以外ではほとんど取り扱いがない状況だ。しかし、進学を目指す留学生は、日本語を勉強するのみならず、学部へ進学する際には、日本留学試験のほか、面接や志望理由書、JLPTやTOEICの対策、また、大学院へ進学する際には、専攻する科目の専門性を高める受験対策が必須。加えて、進路計画や研究計画書、時事問題など様々な書籍を購入する必要がある。留学生が慣れない日本で大型書店まで足を運び、目的にあう書籍を選び取ることは決して容易なことではない。また、新大久保エリアには多くの日本語学校があるが、日本語教材専門書店はおろか、一般書店もほとんどない。
このような背景のなか、外国人留学生を対象とした受験予備校を展開する同社は、留学生らが安心して受験勉強に専念できること、日本語教育の環境促進を願い、留学生向けの書籍、日本語教材書籍を幅広く取り入れる「行知学園書店」を新大久保の地に開店する運びとなった。行知学園在校生に限定せず、全ての学生および留学生教育に携わる講師の人々が利用できる書店となっている。同社は、同書店を通じて、留学生および留学生の指導に関わる人々に寄り添い、業界の発展に寄与できるよう努めていく。
開店日は4月1日。住所は、東京都新宿区百人町2丁目4-5 ライオンズマンション新大久保 2階。