2021年03月30日 07:32

昭文社ホールディングスと昭文社は、マップエンターテインメント企画本「長崎のトリセツ 地図で読み解く初耳秘話」を、4月16日より発売する。
地元支持率が高い「トリセツシリーズ」の最新刊となる本書は、1年ぶりの九州再上陸。日本一の長崎県を取り上げ、地形や地質、交通、歴史、文化と産業など、多彩な魅力を地図で読み解きながら、さまざまな特性を探っていく。
シリーズ共通の構成を用いて、「絶景グラビア」+「地図で読み解く長崎の大地」「長崎に開かれた多彩な交通網」「長崎で動いた歴史の瞬間」「長崎で生まれた産業や文化」の4章立てとなる本書は、50近くの小テーマから、長崎の素顔に迫る。地元の人々が親しみやすいご当地ネタはもちろん、全国的に有名な長崎の「あれこれ」も収録している、読み応え充分の一冊となる。
満潮時に海岸線の長さが100m以上ある島の数は、全国で6852島ある。そのうち約14%の971島が、離島の数がもっとも多い県として知られる長崎県にある。県下市町の中で海岸線をもたないのは1町のみ、その点在する島々の独特の美しい風景を詳しく紹介する。また、東京板橋区に「高島平」の地名があり、地下鉄の駅名にもなっている。その名前の由来は、大河ドラマ「青天を衝け」にも登場した、長崎出身の西洋砲術家高島秋帆にあるといわれている。天才砲術家が残してくれた偉績を見ながら、高島秋帆と東京「高島平」の関係を探っていく。
「長崎のトリセツ」は4月16日発売。定価1980円(税10%)。