2021年03月29日 18:00

江ノ島電鉄では、湘南エリアでのMaaS実装に向けた実証実験「湘南MaaSプロジェクト」を開始。第1弾として3月31日よりMaaSアプリ「EMot」を活用した江ノ電1日乗車券のりおりくんデジタル版を発売する。

MaaSとは、地域住民や旅行者それぞれの移動ニーズに対応して、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービスであり、目的地における交通以外のサービス等との連携により、移動の利便性向上や地域の課題解決にも資する重要な手段となるもの。IoTを活用した各種施策を運営し、江ノ島電鉄らしい移動の「利便性」と「楽しさ」をさらに高める「湘南MaaSプロジェクト」を立ち上げ、湘南地域独自の課題解決や住みやすさ向上、活発な移動を通じた地域活性化に取り組む運びとなった。

第1弾として販売開始する「江ノ電1日乗車券のりおりくんデジタル版」はEMotのチケットストアで販売する電子チケットで、既存乗車券である「のりおりくん」と同様に江ノ電の電車全線で、一日何度でも、どの駅でものりおりができる商品。本商品の発売によって「駅で並ぶことなく購入可能」「クレジットカードでの購入」「購入特典(優待施設)の調べやすさ向上」等、江の島・鎌倉エリア観光をさらに便利に提供する。

江ノ電1日乗車券「のりおりくん」デジタル版は3月31日販売開始。実証実験期間は9月30日までを予定。料金は650円(大人)。※ 本実証実験では小児用チケットの販売はなし。