2021年03月26日 17:04

油圧部品やミクロン単位の金属の精密部品加工を中心に「お客様のモノづくりに貢献し続ける」シマワは、創業35年で初めて自社商品を開発。スマートフォン用無電源スピーカー「oto (オト)」を、3月26日から応援購入の受付を開始する。

同社は、これまで下請け会社として油圧部品など精密部品加工を製造してきたが、安価な海外企業の進出により業績は先細り、5年・10年先の危機感を抱いていた。そこで、「ユーザーと一緒に良いものを長く使っていく文化を創り、若い世代で業界を変えていきたい」という考えのもと、創業35年目にして初めて一般向けの商品化を決意したという。

「oto」は、油圧部品をヒントに開発。油の流れる方向を変える部品から、音の流れる方向を変えるスピーカーとして誕生した。これまでのモノづくりの技術をもとに、デザイナーの大井雅人さんの協力によりデザインを一緒に考え、第一弾の商品開発化となった。

特徴は「精密な金属製の削りだし技術」と、「黄金比でデザインされた美しいフォルム」。プライベートホールのような奥行き感のある音色と、ミニマルなデザイン、金属のずっしりとした素材感が魅力。スマホを立てるだけで使える無電源のスピーカーなので、アウトドアやオンライン会議時のスピーカーなど、どこでも利用できる。また、オリジナル部品を取り付けることで、自分好みに音とデザインをカスタマイズできる「育てる」スピーカーでもある。詳しくはこちら