2021年03月26日 14:09

パナソニックライフソリューションズ社は、充放電器からバッテリーを取り外せて使える新発想の可搬型バッテリー「e-block(イーブロック)」の受注を5月21日より開始する。

近年多発する自然災害に対して停電時のBCP対策として定置用蓄電システムの設置が進んでいる。また新しいワークスタイルに対応したオフィスリニューアル時、コンセントの位置に制約を受ける課題があり、配線不要でモバイル機器にどこでも電源を供給できるポータブルな電源のニーズが高まってきている。「イーブロック」は設置場所が固定される定置用蓄電システムとは異なり、取り外せて持ち運び、交換しながら使うことで電源の課題を解決する。

「イーブロック」はバッテリーと充放電器をセパレート型にすることでバッテリーの小型・軽量化を実現、手軽に持ち運ぶことができる。これまでのポータブル電源では電池残量がなくなれば、コンセントのある場所まで電源装置ごと持ち運び、充電する必要があるが、「イーブロック」は他のバッテリーを充電しておくことで、交換しながら継続して電気を供給することが可能だ。「イーブロック」単体でUSB出力、イーブロックスタンド、イーブロックデスクと組合せてAC100Vの機器へ給電し、シーンに応じた最適な使い方が可能。さらに多彩な用途で活用するためラインアップの拡充を予定している。また、安心して使用するためIoT化により複数の「イーブロック」のバッテリー状態をスマートフォンで一括管理が可能だ。

希望小売価格は「イーブロック」単品8万円(税抜・工事費別)など。受注開始日は5月21日。

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