武田産業は、伸縮性のあるフィルム1枚と段ボールパットのみから構成される省資源・作業性に優れたフィルム梱包材「グレイスパット」を、輸送梱包材・緩衝材として主に販売してきた。

このたび、これをさらに進展させ、グレイスパットの段ボールに高精細で鮮やかな印刷を施した「グレイスパットピクチャー」を、3月17日発売する。テレビや雑誌を見ない現代の若者たちに、ネットやSNSと連動したD2Cツールとして提案されている。

従来、宅配便で送られてきた輸送箱を開けるとまず目に入るのが緩衝材であり、中身の見栄えは二の次にされてきた。このたび発売された「グレイスパットピクチャー」は、化粧箱と輸送包装箱の両方の役割を兼ね備えた画期的なパッケージ。色鮮やかな印刷を施した段ボールパットに内容物が特殊透明フィルムで固定されると、そこにはまるで一つの立体アートが誕生する。

テレビや雑誌を見ない人が増えており、今は、昔のようなマス広告ではなく、ダイレクトマーケティングの時代。TVCMや雑誌のグラビア広告で色鮮やかに伝えていた商品の世界観を「そのまま」表現できる本商品は、メーカーのサンプリングキャンペーンや景品発送などで、消費者に商品の魅力、世界観を直接伝えるセールスプロモーションのツールとして最適。また、コロナ禍で利用が増えているオンラインギフトやメルカリなどで、C to C市場にも活用できる。