2021年03月17日 07:42

アスマークは、プラスチックゴミの分別をし、食器洗いをする20~50代男女に「食品容器の可能性に関する調査」としてアンケート調査を実施し、その結果を3月15日に公開した。

コンビニやスーパーに並ぶお弁当やお惣菜、電子レンジで温めることも多いため、耐熱性のあるプラスチック容器が多く採用されている。テイクアウトの需要も高まり、家に持ち帰って食べる機会が多くなったが、ゴミの分別のためにプラスチック容器を洗っている人も多い。分別のために容器を洗わなくてはいけない手間から、プラスチック容器食品の購入を控える人はいるのか。また、耐熱性があり、分別不要な別素材の容器に変われば、購買動機となり得るのか。新素材容器の可能性について調べてみた。

調査の結果、本調査結果から、容器の耐熱性は求められるものの、多くの人が捨てる前に容器を洗うことに手間を感じていることが明らかになった。プラスチック容器を捨てる前に洗う人は7割以上。プラスチック容器を洗う人のうち、洗うことに手間を感じる人は8割以上。プラスチック容器を洗うことに手間を感じる人のうち、3割以上が洗う手間から食品の買い控え経験がある。分別不要(洗わなくて良い)で耐熱性が高い(レンジで加熱できる)新素材容器になれば、4割弱の人の購入頻度が上がることがわかった。これにより、ニーズに合わせた容器に変えることで、売上UPが見込めると推察される。

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