
ソースネクストは、3月15日より、同社のAI通訳機「POCKETALK(ポケトーク)」3機種のアップデートを実施、「ハンズフリー翻訳(β版)」を追加した。
「POCKETALK」は、互いの言葉を話せない人同士が自国語のままで対話できるAI通訳機。61言語を音声・テキストに翻訳し、21言語をテキストのみに翻訳できる。クラウド上の最新最適なエンジンとAIを使った翻訳精度の高さが特長で、長い文章も訳せる。最新モデルの「ポケトーク S」、「ポケトーク S Plus」はカメラ翻訳機能を搭載。撮影した文字を55言語で自動認識して翻訳したり、AIを相手に英語、中国語の旅行中心の36の会話レッスンができたりと、多彩な機能を満載している。
同シリーズでは、発売以来、ソフトウェアの更新により機能の追加や性能の向上を図っている。今回のアップデートは、「ポケトーク W」、「ポケトーク S」、「ポケトーク S Plus」に、新機能の「ハンズフリー翻訳(β版)」を追加するもの。同機能は、会話のたびにボタンを押す必要がなく、音声を翻訳してリアルタイムで、文字で表示していく。本製品の通常機能と異なり音声には変換せず、互いが自国語に訳されたテキストを読んで理解するため、会話が途切れない。また、翻訳された文字は本体だけでなく、ブラウザに表示もできるため、web会議やスピーチなどさまざまな場面で使える。同機能の利用、およびアップデート(無償)にはWi-Fi接続が必要。なお、同機能はβ(ベータ)版のため、内容を変更または終了する可能性がある。
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