2021年03月15日 17:03

エポカルブランドは、色素性乾皮症(XP)の子どもたちからの要望をヒントに、透明なつばであってもUVカット率99%以上の紫外線対策用「クリアつば3WAYUVカット帽子」を3月25日に新発売する。
色素性乾皮症とは、日光によって引き起こされる遺伝子の傷を修復するしくみに障害があるために、遺伝子の傷が修復されないまま残ってしまう遺伝性の病気。そのため、日光露光部の皮膚に「しみ」がたくさん生じ、皮膚が乾燥、若いうちから多数の皮膚がんが生じる病気だ。
同社は、色素性乾皮症で紫外線に当たれない難病の子どもたちのためのUVカットウエアや帽子を作りたいと企画している。保護者の人々が手作りしている帽子とウエアで困っていることが、帽子の前面のクリアなフィルムが使うほどに折れて傷が残り見づらくなることと聞き、UV遮蔽率が高く、クリアな状態がもっと長く続くものを探さなくては、とたどり着いたのがこのビニールシートだった。さらに、手作りの帽子をシンプルに、そして視野を広くできる帽子を作ろうとして、企画・制作したのが「クリアつば3WAYUVカット帽子」だ。
「クリアつば3WAYUVカット帽子」は、エポカルの代表的な「つば」の形状を持つ3WAYUVカット帽子。「テンガロンスタイル」、「フラップスタイル」、「バゲットハットスタイル」の3つのスタイルを楽しめる。新製品は、これらのつばを「透明」のビニール素材を使用することにより視野を広く、動きやすく、圧迫感なく、スタイリッシュなデザインにした。
販売開始日時は3月25日10時。