2021年03月12日 17:13

株式会社「GK京都」は、今春より、みなとまち神戸を走る連節バス「Port Loop(ポートループ)」のトータルデザインプロデュースを行った。
2021年4月1日(木)より、神戸三宮からウォーターフロントへのアクセスを便利にする、2両の車体をつないだ全長18メートル・最大112人乗りの連節バス「Port Loop」。神戸市が導入するこの新たな公共交通システムは、再開発が進む都心・ウォーターフロントエリアへのアクセス向上と、更なる賑わいの創出を目指し計画され、神姫バスが運行事業者に選定された。
神戸・ウォーターフロントを訪れる全ての人が、快適に楽しみながら移動できる環境を創出することがデザインのねらい。車両デザインは、「神戸らしい進取の気風」を感じる乗り物として、緊張感がありシンプルで美しいスタイリングと、みなとらしいブルーとホワイトを基調とした。内装のデザインについてはシートに神戸らしいタータン柄をダイナミックに取り入れ、永続性と先進性を表現するものとした。また、ダークカラーを基調としたシックなインテリア空間により、車窓から眺める景色や夜間景観にも配慮したデザインとしている。
連節バスの名称やロゴ・シンボルマークは市民アンケートを実施し、複数のデザイン案の中からポートエリアの「循環・つながり」を意味する「Port Loop(ポートループ)」が選出された。4月からの本格運行に先立ち、3月13日の「車両お披露目イベント」や、プレ運行イベントなどが行われる。