2021年03月09日 15:56

commonは、3月8日より、クラウドで個人・企業間のお金の貸し借り(金銭消費貸借契約)の契約書作成、返済期日管理、電子サイン、返済催促の書状送付ができる「common」の提供を開始した。
P2Pレンディングは世界的に成長分野と見られており、日本でも匿名組合を通じたソーシャルレンディングサービスがある。オンラインのみならず、従来、知人・家族間でのお金の貸し借りは存在しているものの、曖昧な契約関係や杜撰な返済期日管理により、トラブルとなることがあった。「common」は、初めての人でも、web上で、簡単な画面操作と契約に付随する必要な機能を備えて、個人間のお金の貸し借りの困り事をなくすことが可能。サービスのターゲットは、中小企業・個人事業の経営者だ。
お金の貸し借りをするユーザーは、「common」により、web上で初心者でも3分程度で金銭消費貸借契約書を作成できる。ユーザーは、電子サイン機能を使い、マイページで管理している金銭消費貸借契約を締結することが可能。貸し手のユーザーは、借り手からの返済が滞った時に、該当する契約情報からデータを抽出して、簡単に返済催促の書状を作成して、送付代行を依頼できる。なお、月に2枚以上の契約書を作成するときはサブスクリプション型のプレミアムプランも用意している。
料金は、「金銭消費貸借契約書作成・期日管理サービス」無料(月1枚)、「電子サイン」200円/回、「返済催促の書状送付代行」700~7000円/通+実費、「プレミアムプラン」400円/月(すべて税抜)。